読書

いしかわゆき著「書く習慣」を読めば誰で書く習慣をつけられる

冒頭からいきなり注意です!
文章のノウハウを知りたい人にはこの本はおすすめしません。
楽しく文章を書きたい人だけ読んでください。

書く習慣自分と人生が変わる いちばん大切な文章力

著者のいしかわゆきさん生きづらさを感じていたそうです。

私はずっと、世界に「生きづらさ」を感じてきました。

 本書 冒頭文より

モヤモヤしていたことを日記に書き続けていたらいろんな人が読んでくれて
現在にいたるそうです。

生きづらさから書き始めて習慣として続けたことで
いしかわさんは自分をとりまく世界が変わった。

私も、世界を変えたい!

どうしたらいいんですかー!

ひたすらかじりつくようにこの本を読みました。

楽しくて眠れない!

本書全体に言えることは

とにかく本音で書くこと。

書くことで自分が見えてくる。

それを発信していくことで世界が変わっていく。

今回は
「書く習慣」を読んで書くことを習慣にし
自分を取りまく世界を変えたい!
そんなお話です。

※ 本ページはプロモーションが含まれています。

関連記事です↓

生きづらい人に贈る1冊「ポンコツなわたしで、生きていく。」

文章ってだれでも書ける 習慣さえつければどんどん書ける

私、本書の要約をどう書こうか迷っていました。

でも要約できません。

心に刺さる箇所がいっぱいありすぎて

心に刺さる箇所に付箋をしていったらこのザマです。

一応本書の内容をざっくり説明します。

第1章 言葉と仲良くなれば書けるようになる

文章は文才がなくても誰でもかけるし、書いていい。
テーマは自分語りでもなんでもいい。
書くことのハードルをさげましょう。

第2章 習慣になれば書くのが楽しくなる

書く習慣をつけるために
どれだけ書く習慣を日常に落とし込むか。
著者いしかわゆきさんの実体験も交えてお話しています。

第3章 ネタを見つけられると止まらなくなる

文章のネタをどうやってみつけていくか?
自分の何気ない日常だって立派にネタになる。

第4章 ちゃんと伝わると嬉しくなる

わかりやすい文章について。
とは言っても細かいテクニックの話ではありません。
それ、中学生が読んでもわかる?
いい感じでまとめた文章はつまらない

第5章 読まれるともっと好きになる

読まれる文章についてです。
タイトルのつけ方
実体験を書く
本音をさらす

と、いしかわゆきさんがつちかってきたものがいろいろ詰まっていますが
つまり文章は人間力なんだと私は感じました。

第6章 「書く」ことが与えてくれるもの

文章を書くことで世界がどのように変わるか
いしかわゆきさんの実体験をもとに書いてあります。

結局、実際に手に取って読まないと伝わりません。

私はどうやらこの本の良さを完全に伝えられないようです。

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著者紹介 いしかわゆきさんってこんな人

いしかわゆきさん「ゆぴ」という名前で活動しているフリーのライターさんです。

執筆活動の他に

声優、グラフィックレコーダーとしても活躍しています。

ご本人の人となりは本書「書く習慣」を読んで頂ければ
理屈抜きでわかると思います。

きっと、楽しい人なんだろうな~。

私のハートに ばきゅん! と刺さった言葉を紹介

先に書きましたが私は本書を要約しきれません。

なので、個人的に私のハートに

ばきゅん!

と、きた部分をご紹介します。

最初、文章は誰にも見られない前提で「本音」を書こう

文章を「書く習慣」をつけるにはまずは書くこと。

この「書くこと」がいろいろな意味でハードルが高い。

いしかわゆきさんは

文才がなくてもまとまってなくてもいい。

と言ってくれています。

さらに、

小論文や宿題の作文ではないのだからもっと自分の本音が出ていい。

ということ。

でも、本音をさらすのはやはりハードルが高いですよね。

なのでまずは

誰にも見られない前提で書こう

と言ってます。

私は学生の頃書いていた日記も本音が書いてありました。

大人になって日記を見て

嗚呼・・・つらい・・・

と思いました。

学生の頃、私はこんなに悩んでいたのか。

つらすぎてその日記を捨ててしまいました。

でも、捨てるとき

大人の自分が学生の自分を抱きしめて

「もう、辛くない。悩まなくてもいいんだよ。」

と、言ってあげるイメージでした。

そうやって

学生のころの痛み、悩みを葬ってあげました。

本音で書くって大切なんですね。

書く習慣をつけるには改めて時間をとらない 「5分だけやろう」

先にいいます。

この

5分だけやろう

は、魔法の言葉です。

毎日文章書くと決めてもやりたくない時はやっぱりあります。

で、やらないのでそのままやらなくなる。

3日ボウズならまだ続いた方です。

でも、

5分だけやろう

と思って重い腰をあげるて書きはじめる。

するとあら不思議。

そのまま2時間書き続けているではないですか。

仮に5分でやめたとしても

毎日続けるという自分とかわした約束は守られています。

私は毎朝ラジオ体操をしています。

でも、面倒くさい日あります。

そんな時は

ラジオ体操第一の3つ目までやろう。

と自分に言い聞かせて体操します。

するとラジオ体操第二までやってしまう。

書くことに限らず

5分だけやる

ちょっとだけやる

はオススメです。

こんな文章 意味なくないですか? 「それを決めるのは読者だ!」

例えば自分のしょうもない日常を書いたとして

この文章、意味なくないですか?

となるかもしれません。

そもそも、よっぽどな人でない限り
漫画やドラマのようなドラマティックな展開や宿命なんて普通ありません。

でも、いしかわゆきさんは
自分の日常は他人の「非日常」になり得る
と、いっています。

つまり、自分ではどうってこと無いと思ってることが
読者にとっては大問題ということもあり得るということ。

だから自分ではつまらないことだと思ってもとりあえず書いてしまう。

その文章の意味づけは読者に任せてしまえばいい。

ハードルが一気に低くなって文章にチャレンジする気になりますよね。

かっこつけなくていい 中学生がわかるレベルの文章で書こう

最初は誰にも見せない前提で文章を書く。

次に誰かのために書いてみる。

という順番です。

で誰かのために書く文章とは?

むしろ多くの人に確実に「伝わる」文章とは簡単な言葉で書かれた文章なのです。

 第4章 ちゃんと伝わると嬉しくなる より

いしかわゆきさんは

中学生までに習う言葉でも充分伝わる文章が書けるといいます。

専門的な学術書などであれば難しい専門用語も仕方ないですが
なるべく難しい専門用語や横文字は避けたいもの。

例えば、ビジネス書にありがちな横文字、私はキライです。

「今の発表内容を現場へ持ち帰りベンチマーキングしたうえでブラッシュアップしていきます。」

などと言われると

うるせえ!

と思います。

簡単でわかりやすいのがいちばんですよね。

いかに本音をさらせるか このクソ野郎!!!!!くらいでいい

いしかわゆきさんがいうには

それは、読まれる文章と、そうでない文章の違いは、いかに「本音をさらせるか」。これがすべてだといっても過言ではないからです。

 第5章 読まれるともっと好きになる より

だそうです。

例えば

上司にボロクソに言われたのに

「あの人は自分を成長させてくれた」

とか

彼氏にフラれて

「今まで大切な時間を共有してくれてありがとう」

など。

よっぽど人間ができてないと言えません。

…でも、正直に言っちゃっていいんじゃないでしょうか。このクソ野郎が!!!!

 第5章より 読まれるともっと好きになる より

私も同感です。

私ごとですが彼女と別れた時、彼女からのプレゼントなどは100%捨てました。

私は思い出なんて大切にするような出来た人間ではありませんから。

とにかく、人はなるべく自分の本音を隠して波風立てないようにするもの。

でも、本音を隠した当たり障りのないふんわりした文章は読まれないそうです。

それより

このクソ野郎!

くらいの本音を出した方が共感を呼びやすい。

読まれる文章になるということ。

ちなみにいしかわゆきさんは 本書で

「言葉の刃で」誰かを傷つけない為に

という項目で誹謗中傷にならない注意喚起もしています。念の為。

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まとめ まとめになっていませんが・・・

いつもなら箇条書きで自分のためになったと思った事を書いてまとめにします。

でも今回はやめました。

それよりも私が本書から受けた感想を書きます。

本書 「書く習慣」

は文章を書くノウハウの本ではありません。

確かにタイトル通り、

文章を「書く習慣」を身に着けることが本書の目的です。

でも、もっと大きなテーマが用意されています。

それは

文章は書いている人の人間力

です。

書き手の人間臭さが伝わらなければ読んでいてもつまらない。

私は本書を読んでいしかわゆきさんから
文章で大切なのは書き手の人間力だと教わったように思います。

細かい文章のノウハウを知りたい人にはこの本はおすすめしません。

世の中に文章のハウツー本はいっぱいあるのでそちらを読めばいいと思います。

書く習慣 自分と人生が変わる いちばん大切な文章力

  • 楽しく書く習慣を身に着けたい人
  • 人間らしさを取り戻したい人

は絶対に読んでおくべき本です。

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私はまた、この本を読んで眠れません。

キリが無いのでこれで終わります。

  • この記事を書いた人

むにゅひこ

主に釣りと登山をこよなく愛する雑談好きなおじさんです。

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