この記事は私が適応障害になってしまった実体験をもとに
どうして適応障害になってしまったのか?
私なりの考えを書いています。
なるべく柔らかい表現を使用していますが不快な思いをするかもしれません。
もし、不快になったらすぐに読むのをやめてください。
私は心療内科で
適応障害
と診断されました。
そして、勤めていた会社を退職しました。
同じことをもう繰り返したくない。
どうしてこんなことになったのか?
今回は
私はどうして適応障害になったのか
考え方がいろいろ間違っていたから
というお話です。
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どうして適応障害になったのか?4つの理由
私がどうして適応障害になったのかを私なりに考えてみました。
次の4つが主な原因です。
- 怒られる、怒られないという基準で考えている
- 自分がガマンすれば丸く治るという考え
- どんなに酷い状況でもがんばれば解決すると思い込む
- 人の言うことを真面目に受け止め過ぎて悩む
以下、詳しくみていきましょう。
怒られる、怒られないという基準で生きていた
これが一番の原因だと思います。
子供の頃の何か影響なのか?
私は他人から怒られるか、怒らられないかが行動基準になっていました。
これ二つの意味でダメダメです。
一つは他人に怒られるかどうかが重要なので自分の意見がない。
もう一つは怒るかどうかは他人の気持ち次第なので自分ではどうしようもない。
よって自分の意見が無いまま、他人の機嫌に一喜一憂して心が病む。
これが一番の原因だったと思います。
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自分さえガマンすれば丸く収まるというワナ
誰かと意見が食い違った時。
誰かの小ばかにされた時。
他にもいろいろありますけど、自分がグッと堪えてガマンすればその場が丸く収まります。
本当に納得してそういう選択をしているならいいです。
でも、
「モメるのヤダし自分がちょっとガマンすればいいから」
みたいな感じでガマンするのはダメです。
これワナですから。
その時はもめ事を回避して安心できるけど
自分がガマンすれば丸く収まる
が無限に続くことになります。
自分をどんどん我慢させて大切にしていないのでどんどん自己評価が下がります。
自己評価が下がれば周囲からのいいカモです。
あとは都合のいい人になって心を病むことになります。
怒ってはいけない?それあなたの都合ですよね
この項目は我慢に関連しています。
私は我慢に我慢を重ねて我慢しきれなくなります。
結果、感情の大爆発!周りはドン引き。
でもね、私はその大爆発で心のバランスをとっていました。
それなのに
「その都度怒れ」
「感情溜めないで」
と言われ
会社の上司から怒るなと言われてしまいました。
そもそも「怒るな」というのは相手が私を思い通りにしたいだけ。
全部あちらの都合です。
私は怒ることを禁止され、心のバランスが取れなくなりました。
がんばるという落とし穴
私は前の職場でどうしてもいろいろな事が上手くいきませんでした。
それでも努力が足りないんだと自分に言い聞かせてがんばってきました。
ですが、全然状況は好転せずついに心病んで会社を辞めました。
がんばることは素晴らしいことですが、そればかりだとダメなんです。
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- そもそもそのがんばっていることは自分に向いているのか?
これらを考えてがんばらないと
がんばるという落とし穴
に落ちることになります。
がんばるという言葉に逃げて自分の思考を止めてしまうとその時は楽です。
ですがそのうちに
「自分、こんなにがんばってるのに・・・どうしてダメなんだろう」
と、言うようになります。私はそうでした。
常に心がじわじわ病んでいる状況でした。
真面目に受け止め過ぎ
人の言うことを100%全力で聞いてしまいます。
例えば上司の小言なんかを100%全力で受け止めてしまいます。
自ら艦砲射撃を直撃されに行くようなものでハートにかなりのダメージを負います。
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ガッツリへこんでしばらく立ち直れない。でも仕事にはいかなくちゃ。
こんなこと繰り返しているうちに限界がきて心病みました。
仕事を辞めて、逃げて、心の治療ができました
人に怒られないかと心配して
自分がガマンすればいいやと妥協して周囲のカモになり
何も考えずひたすら向ていない事をがんばり、疲れ傷ついて
叱られた内容をド直球に受け止めてダメージを負って
気がつけば心療内科に通っていました。
そして、仕事を辞めてました。
さらに今までの人間関係から逃げました。
人生のちゃぶ台をひっくり返したんです。
それでゆっくり心の治療ができました。
治療で心が正常になってくるといろいろなことが見えてきました。
人に怒られないか → 怒る理由は人それぞれ 考えても意味ない
自分がガマンすればいいや → 自分を大切に出来ない奴は幸せになれない
ひたすらがんばる → 向いてない事、つまらないことはがんばらない
人に怒られた → 怒るのは感情の発露 付き合う必要なし
こんな風に考えることができるようになりました。
今は出来るだけ自分を甘やかして自分ファーストで生活するように心がけています。
まとめ 生き方の基準が怒られるかどうか
私が適応障害になった原因です。
- 怒られる、怒られないという基準
- ガマンしすぎ
- がんばり過ぎ
- 真面目に受け止め過ぎ
本当に辛かった時に
- 怒るのは向こうの基準
- ガマンする前に考なんか必要ない
- がんばっても出来ないものは出来ない
- 相手の感情を真面目に受け止めなくていい
このうち一つか二つでも思えていたらよかったのに。
それで、心病んでから仕事やめて逃げました。
でも、それで良かったんです。
それができずに気がつけば心を病んでしまいました。
同じことを繰り返さないようにする。
それがこれからの私にとって生きるテーマなのです。