この記事はこんな人に見て欲しい
釣りをしていて魚が針を飲み込んだらどうするか?対処法を知りたい
釣りをしていて困るのが
魚にハリを飲み込まれる件
です。
ハリを飲まれたらほかの釣り人さんたちがどうしているか
検索による調査と私なりの経験から考えてみます。
今回は
釣りで魚が針を飲み込む。針を外すかハリスを切るしかない
針が残ったままでも魚は生きられる
というお話です。
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釣った魚に針を飲まれたら 外せ!ダメなら糸切れ!
釣りで魚に針を飲まれる件。
結論を先に書いておきます。
ペンチか針外しで外せ!
でも、無理するな。
ダメならハリス(糸)切って逃がせ!
その方が生き残る確率高いから。
以下、詳しく見ていきましょう。
魚にハリを飲み込まれるのはどうしようもない
良く言われるのが、
アワセが下手だから魚にハリを飲まれてしまうというもの。
ここで、
「アワセって何よ!」
という読者のために説明しますね。
アタリとアワセはセットで覚えておくといいですね。
アタリとは?
魚がエサを喰った時のサインです。
竿先のしなりとかウキの動き、竿に直接伝わる振動などの
合図的なことですね。
アワセとは?
主にアタリがあった時、魚の口にハリをかける動作です。
竿先をちょっと上げてアワセることが多いです。
アワセのタイミングで針を飲まれる
さて、話を戻しまして・・・。
アタリがあった時に、アワセのタイミングが遅いと
魚はガッツリエサを喰って針を飲み込んでしまう時があります。
この場合、のどの奥でハリがひっかかるのです。
魚がエサを飲み込む前にアワセて口にひっかけてあげるのが上手な釣り方です。
アワセが上手であればハリを飲まれる確率は減少しますから
アワセが遅い=下手だから
と、言ってもいいでしょう。
上手な人でも針は飲まれる
でも、上手な人だって時には針を飲まれますからね。
生きのいい魚がかかるとアワセが間に合わないとか
アタリがはっきりしない魚にいつの間にかハリを飲まれているなんて事もあります。
ハリを飲み込まれるのはある程度覚悟しておくべきでしょう。
飲まれたハリは「針外し」「ラジオペンチ」で外す
では、ハリを飲み込まれて「針を外す」を選択した場合。
次の二つの方法があります。
- ラジオペンチを使って外す
- 針外しを使う
どちらも魚のノドに道具を突っ込んで針を取ります。
ラジオペンチの場合
ラジオペンチは工具なので特別な道具ではありません。
ホームセンターに行けば売ってます。
針を飲み込んだ魚の喉奥にラジオペンチを突っ込みます。
針を挟んで抜いてあげます。
ラジオペンチの画像を2種類載せています。
先が真っ直ぐなもの
先が曲がっているもの
どちらでもお好みでご使用ください。
個人的には先が曲がっている方が魚のノドの奥をのぞきやすくて好きです。
針外しの場合
針外しです。
こちらは釣具屋さんで購入できます。
「針外し」
といっても様々な種類があります。
どれがいいかは自分で試して、確かめてください。
使用方法はまたの機会にします。
ちなみに私はこのハリ外しを使用してハリが取れたことは一度もありません。
正直苦手です。
外れなければ針を残すという選択
ラジオペンチや針外しを使用してもなかなかハリが外れない。
実は、そんな事が多々あります。
それでも無理やり針を取っても魚は痛みに耐えられず死んでしまう事もあります。
食べられる魚であれば持って帰って食べるという手もあります。
でも、食べられないとかリリース前提の魚であれば殺したくはないですよね。
では、針がどうしても取れない時はどうするか?
あきらめてハリスを切って針を残したままリリースします。
針が残っていても腐食し、折れて体外に排出される
というイワナを対象にした研究結果があります。
坪井潤一さんの研究結果がわかり易いです ↓
針が残ったままの魚の生存率が93.5%だそうです。
針を残すのは残酷なようですが食べない魚を殺すよりはマシです。
針を外れやすくするために 針のカエシを無くす
針を残しても魚は生き残る。
とはいえ、できれば針は残したくないですね。
そこで私は
針のカエシを無くします。
そもそも「カエシ」って何?
カエシは針が刺さった後で抜けないようにする部分です。
このカエシのおかげで一度針にかかった魚は逃げられなくなります。
ですが、釣り上げてから針がなかなか取れません。
カエシはラジオペンチで針先を挟めばある程度取れます。
カエシを無くしておけば飲み込まれた時に少しは針が外しやすくなります。
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まとめ
魚に針を飲みこまれる件の対策
- アワセをしっかり(それでも飲まれる時は飲まれますけど)
- 針を飲まれたら?
ラジオペンチやハリ外しで外す
ハリスを切ってハリを残したまま逃がす - 釣りの前に針のカエシを取っておく