会社で働いていてもうまくいかない。
いつも寝坊して遅刻。
どうして自分は他の人のように上手くできないんだろう?
このように悩んでいる人。
もしかして、あなたは本書でいう
ポンコツ
なのかもしれません。
でも、嘆き悲しむのはちょっと待った!
いしかわゆき著
「ポンコツなわたしで、生きていく。」
を読めば希望が湧いてきます。
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生きづらい人に絶対読んで欲しい1冊です。
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ブログの参考にしたくて「書く習慣」読んだら楽しくって眠れない
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著者紹介 「いしかわゆき」さんってこんな人
ここで著者「いしかわゆき」さんがどのような人か?
ご自身で書かれているポンコツっぷりも合わせてご紹介します。
いしかわゆきさんはフリーのライターさんです。
執筆活動の他に
声優、グラフィックレコーダーとしても活躍しています。
学生のころのバイトでは
- 朝起きれない
- マニュアルが決まっていないので接客ができない
- モンブラン100個をひっくり返す
というポンコツぶりを発揮。
就職するものの1年半で退職。
3度目の転職では8カ月で退職。
自分は会社員に向いていないと気が付きフリーランスとして稼働。
現在に至る。
いしかわさん、とにかく朝が起きれないそうです。
さらにコミュ障(ご自身いわく)で初対面の人と話すのは苦手。
大勢いる飲み会では隅っこでお酒をすする感じ。
定時に出社・取引先担当者とお話・職場でのコミュニケーション
どれをとっても会社員には大事な能力です。
これらが全て苦手といういしかわさんにとって
地獄の毎日だったとお察しします。
本書で言う「ポンコツ」ってどんな人?
本書でいう
ポンコツとはどのような人なのでしょうか?
いしかわさんが言うには
「普通の人にできる事ができないと思ったらポンコツの始まり」
だそうです。
私自身、かなり思い当たるフシがあります。
この本に興味を持って読んだのですから
私も間違いなくポンコツなのでしょう。
ポンコツは性格みたいなもの 治せない
でも、ポンコツだからってそれは悪いことではないそうですよ。
いしかわさんにいわせると
ポンコツは性格なので治せない
だそうです。
面倒見がいい人に
「面倒見が悪くなれ!」
といってなれるわけがない。
それと同じことなんですね。
自分の弱さを晒して強みに変えていこう
自分がポンコツならば
特性を活かした生き方をすればいいだけの事なのです。
本書のメインテーマと思われるのがこちらです。
わたしは、「諦めること」は「認めること」でもあると思っています。
ー本書 おわりに よりー
- 頑張れば早起きできるかも
- もっと一生懸命やれば人とちゃんと話せるかも
- もっとしっかりすれば飲み会で気を利かせられる
のような事を全て諦めてみるといいそうです。
- 私、早起きできませんから早起きしない仕事します。
- 私、コミュ障なので会話ではなく
テキストコミュニケーションでお願いします。
のように。
ポンコツ=悪ではなくて性格なので治せない。
治せないないならその弱みを晒して自分に合った生き方をすればいい
そういうことなのだと私は感じました。
ポンコツ流生き方 こんな風に考えてみよう
ここからは、いしかわさん的ポンコツ流な生き方の一部をご紹介します。
短期で結果を出そうとすると挫折する
ポンコツは
- これ楽しい
- この作業は苦にならない
という、いわゆる強みを発揮して生きて行けばいい。
でも、
それでいくら稼げるの?
という話になると自信無くしちゃいますよね。
いしかわさんは
お金につながらなくても好きでやってたら
たまたまつながったくらいがちょうどいい
といいます。
世の中には即効性を謳う商材が結構ありますよね。
- すぐに稼げる
- だれでも簡単
みたいなものです。
でも、即利益になるなんてものはほぼ無いです。
短期で結果を求めてすぐ挫折しがちです。
いしかわさんのスタンスは
やめなければいつかなんとかなる
だそうですよ。
自分の生き方は自分で決めていい
小中高生のころはクラスが世間のほぼ全てです。
クラスのメンバーや担任は選べません。
でも、社会人になったら違います。
全て自分が選んだことです。
ポンコツだって大人です。
大人なら大抵のことは自分で動かせます。
「彼氏がクソで嫌になる」
別れなさい。
「職場の上司が嫌なヤツで仕事がつらい」
配置換えをお願いするか転職しましょう。
学生ではないので大人なら選べるはずです。
人間は根本的にわかりあえない生き物
いしかわさんは
人間は根本的にわかりあえない生き物
といいます。
丁寧に説明すれば、いつかはわかってくれるはず!
そういう事もあるかもしれません。
でも、わからない人は金輪際わかりません。
同じ人間でもわかりあえないと知っていれば
腹も立たないし傷つくこともない。
わかりあえない前提なら心の負担も軽くなりますよね。
嫌われていい
嫌われていい、と思う事で心の負担が軽くなります。
- 嫌われないようにしよう
- 自分をよく見せよう
と、頑張ったってダメ。
「偽りの自分」を演じる限り、自分が本当に望む人はやって来ません。
自分がなんかちょうどいい人になってしまうだけです。
本書の特徴
筆者いしかわゆきさんの愛を感じる読みやすい構成です。
私はマンガを読むように楽しく読み終えました。
特にみなさんにお伝えしたい本書の特徴を次に書きます。
大切なことは太字で色付き
大切なことは太字で色付きで書いてあります。
その文章がまた心に突き刺さる!
色付き太文字はかなりの確率で名言です。
文章を読み進め色付き太文字でトドメ!
トドメをさされてノックアウトです。
かわいいイラスト
本書はポンコツの生き様を書いていて、
時には重い内容があります。
でも、読者を重い気持ちに決してさせないのが
なんともほっこりするかわいいイラスト。
例えばこんな感じ
ポンコツと言う生き方を
「こういう生き方もあるよね~」
なんて、思わず認めてしまいます。
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まとめ 自分のダメなところを諦めて認めると弱さは強みに変わる
まずは
- 「普通の人ができることを自分ができない」と思ったらポンコツのはじまり
- ポンコツは性格 ポンコツ=悪ではない
ということ。
そして
自分の弱さを晒して強みに変えいこう!
- 朝、早起きできないなら早起きしなくていい仕事にしてフリーランスになった
- 「簡単な文章しか書けない」けどそれは「わかりやすい文章」につながる
というようにです。
苦手を避けた形でシフトしていけば
得られるのは「心地よさ」だけでなく強みです。
自分で自分の弱さを受け入れ、晒し、強みに変えていく。
いしかわゆき著 「ポンコツなわたしで、生きていく。」
は、私も含め、世の中のポンコツにとって最高のバイブルだと思います。
ポンコツのみなさん、ぜひ本書を手に取って読んでみてください。