自分の「ほんとうのこと」を書くというテーマ。
これが本書、
ほんとうのことを書く練習 「わたしの言葉」で他者とつながる文章術
土門 蘭 著
における一貫したテーマだと思います。

では、「ほんとうのこと」とは何なのか?
この記事では、土門さんが言う「ほんとうのこと」とは何なのか?
私が受け取ったことを書いて行いきます。
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「ほんとうのこと」って何?
本書、「ほんとうのことを書く練習」で一貫したテーマはと言えば
ほんとうのことを書く
です。

いや、タイトルから考えて当たり前なんですけど。
それじゃあ「ほんとうのこと」って何?
詳しくは本書を実際に手に取って読んで欲しいのですが。
一言で言えば
心の底で、自分が感じている、考えている、思っていること
なんだと思います。
思いますというのは、本書から私に伝わってくる感じがイマイチぼんやりしていて。
土門さんのせいではありませんから。
心の底で思っている素直な感情を書くことがまずは大事なんだということです。
その時は一旦、自分以外の他者をシャットアウトする必要があります。
文章を書いていて
- こんなこと書いたらどう思われるだろう?
- きらわれるんじゃないか?
- 批判されたらどうしよう
- 説教されるかも
- バカだと思われるのイヤだな
と、いった他人の目は置いておいてください。
自分の素の気持ちを書くのが大事。
「ほんとうのこと」を書いた方が誰かの心に刺さる文章がかける。
私はそんな風に本書のメインテーマを受け取りました。
勘違いしないで欲しいのですが。
「ほんとうのこと」は別に私生活をばらせとか言っているわけではありません。
何かを暴露しろとか他人の秘密を暴けとか言っているわけでもありません。
自分の本当の感情だからと言って誹謗中傷はもっての外。
誹謗中傷については著者土門さんがダメな理由をしっかり伝えてくています。
「ほんとうのことを書く」とは自分の本当の感情と向き合うことなんです。
「ほんとうのこと」を書く練習が必要な理由

「ほんとうのこと」を書くって簡単に言いますけど、実はかなり大変です。
本書に書いてありますが、書けない人が結構いるんです。
どうして?
- こんなこと書いたらどう思われるだろう?
- きらわれるんじゃないか?
- 批判されたらどうしよう
- 説教されるかも
- バカだと思われるのイヤだな
こんなことを考えてしまい、自分の心にフタをしてしまうから。
こんな風に思っちゃいけない!こんなこと書いちゃいけない!
自分で勝手にそう思って書けなくなってしまう。
書けたとしても当たり障りのない文章になる。
面白味というか人間味が無い。
土門さんのお言葉を借りると
「化粧くさい」文章になってしまう。
そうではなく「素肌の匂いがする」文章がいい。
それを書くってことは自分の本当の感情と向き合うこと。
これは私が感じたことなんですが。
本当の感情にフタをし続けていると生きていてつらくなります。
書くことで本当の感情に気がつくことって結構あるんです。
だから「ほんとうのことを書く練習」って文章を普段から書いていない人でもやってみる価値はあると思うんです。
日記のすすめ
土門さんは「ほんとうのことを書く練習」をするのに、日記を薦めています。
日記は誰にも読まれません。
特に理由がなければ誰にも読ませることはありません。
つまり一番素のままの自分が書きやすいということ。
ここでは自分の思いつくまま何でも書いていいんです。
この時、「書く私」という自分が優先。
「読む私」は一旦ご退場願います。
「書く私」が委縮しちゃうからです。
もちろん親とか、世間様とか、自分の日頃のしがらみとか。
そういった、ややこしいものは一切無視。
ただただ、自分の書きたい事を書きます。
もし、それでも書けないという人がいたら
「今、どんな気持ち?」
という事を自分に聞いてみる。
それを素直に書けばいい。
最初は少ししか書けないかもしれない。
こうやって飾り気のない「化粧の匂いがしない」自分を出していけばいいのです。
「書く私」から「読む私」へバトンタッチ

ある程度、自分の「ほんとうのこと」が書けるようになったら次のステップ。
今度は人にも読まれる日記を書いてみるのがいいと土門さんは言います。
でも、ここでは何でもかんでも書けばいいってものでもありません。
「書く私」が書き終えたら、「書く私」は一旦横に避けて待機。
「読む私」の出番です。
この「読む私」の主な役割は校正です。
誤字脱字がないか?文章的におかしなところは無いか?文章全体の構成に矛盾はないか?
そう言った事を客観的にチェックします。
この時注意!
親や教師、世間一般の常識やさんのように
「こんなこと書いたらダメじゃないか」
と、頭ごなしに叱るのはダメ。
自分の子どもが「お母さん、みてみてー」って持ってきたものを見るようにみてあげてください。
それってどこに発表するの?という話ですが。
土門さんは「note」で発表しているようです。
私は「note」に登録はしていますが全く記事を書かずに放置していました。
今、なんとなく「note」 にも書いてみようかななんて思っています。
「生きて」「考えて」そして書く

「ほんとうのこと」を書くというのだから自分の思ったこと、感じたことなんかを書いていくわけですが。
いつか、書くことが無くなります。
自分の周りのことだけ、限られた世界だけ書いているから。
これは私にもよくあることです。
所詮、自分のことなんてたかが知れてるんですよね。
土門さんは書く為には書くこと以外のことも大事と言っています。
まず、他の文章を読んでみることはもちろん大事。
さらに行動してみる。
例えば、ぶらっと散歩に出たり。
誰かと話したり。
こんな行動は社会とつながっているということ。
これを土門さんは「生きる」といっています。
そして、行動して「生きる」をしたら今度は「考える」
また、文章を書いてい見る
「生きる」は社会とつながる。「考える」は内省。
どちらかだけでは成り立たない。
土門さんは、自分のことだけ書いていてもいつか書けなくなると言ってます。
「生きて」「考える」をして、書くことができるようになる。
ということです。
本当の自分から目をそらさないこと
本書を読み終えた私の率直な感想です。
私もブロガーという物書きの端くれです。
ネタに詰まることは多々ありますし、書けないこともしばしば。
こんなこと書いたら叱られるよね。なんて勝手に忖度して筆が止まるなんてことも。
でも、まずは自分の「ほんとうのこと」をわかっていることがすごく大事だと思いました。
本当の自分はどう思っているのか?その感情にフタをしない。
感情は無くならないから。
「ほんとうのこと」を書くって、つまりは本当の自分から目を背けないということだと思いました。
もちろん、文章の校正がおかしかったり誤字脱字があるのはダメですけど。
さらに言えば誹謗中傷はもっての外ですが。
どんなにつたなくても自分が伝えたい「ほんとうのこと」ってきっと誰かに伝わるんだと思いました。
逆に当たり障りのない文章は誰にも何も与えない。
人でいえば当たり障りのない、可も無く不可もない、欠点は無いけど決め手もない人。
ただの都合がいい、丁度いい人。
そんな人は印象に残らない。誰にも影響を与えない。
文章だって同じ。
「ほんとうのこと」を書いて「素肌の匂いがする」文章を書いても全員から可をもらえるわけじゃない。
でも、たった一人でも誰かに刺さるかもしれません。
今後、誰かに刺さる文章を書いていきたい。
誰かの心に刺さるブログを書き続けていきたい。
そう思わせてくれる貴重な一冊でした。
最後にお願いです。
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