投稿 適応障害

適応障害 休職から流れで退職まで 再就職に向けて

この記事はこんな人におすすめです

  • 適応障害を含む心の病いと診断された
  • 適応障害になり、いっそ仕事を辞めたいと思っている
  • 適応障害で退職した後再就職できるか不安
  • 家族が適応障害で仕事を辞めると言い出した

この記事は私が適応障害になってしまった体験記です。
なるべく柔らかい表現を使用していますが不快な思いをするかもしれません。
もし、不快になったらすぐに読むのをやめてください。

私は心療内科で

適応障害

と診断されました。

そして、休職しその流れで退職しました。

その後、無事に再就職しました。

今回は
適応障害と診断された私が退職を決断し再就職にいたるまで
の体験談です。

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適応障害で休職、結局は退職、そして再就職

私は適応障害で前の仕事を休職しました。

そして、その流れでそのまま退職しました。

何故なら、もうあんな会社に戻りたくなかったからです。

心が少し回復してきたらこれからのことを考える余裕が出てきました。

やめるかやめないか。

やめたら家計はどうなるか。

再就職できるのか。

いろいろ考えて、妻を説得して会社を辞めました。

そして、再就職しました。

以下、詳しくみていきましょう。

ここまでのおさらい 適応障害になってから休職、治療まで

私は職場でパワハラを受けたストレスで適応障害になりました。

心療内科を受診して、休職することになりました。

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適応障害と診断されて休職、休職までの流れと手続き

その後、治療生活に入ります。

適応障害で休職 療養生活 休んでればいいってもんじゃない!私の体験談

適応障害 家族の理解は得られなくてもデイケアで療養

心療内科定期的に診察してもらう

病院で用意された似たような症状の人たちが集まるプログラムに参加

デイケアに週3回通って楽しく過ごす。

こうして少しずつ回復していきました。

退職する?しない?考えてみる

2ヶ月目の休職期間に入ります。

相変わらず、心療内科へ通う日々です。

通院しながら思うことは

会社に戻りたくないなあ

でした。

でも、このまま辞めても再就職できるかどうか?

精神的に回復してきたので心余裕ができたようです。

自分でシュミレーションしてみました。

会社に残った場合

  • 配属は変更だけど私の上司と部署の同僚は当然同じ会社にいる
  • たぶん収入は下がる
  • 転勤したくないが転勤がある可能性あり

退職した場合

  • 退職後再就職できるかは不明 上司や同僚とは縁が切れる
  • たぶん収入は下がる
  • 転勤が無い職場に再就職すればいい

結果、どちらにせよ収入は下がるのです。

退職すれば転勤は無くなります。

会社とも縁がきれます。

そこで考え直します。

家のローン、まだ残ってるんだけど。

でも、会社に残っても転勤の可能性高いよな・・・。

辞めて、ローン払えるの?

考えは堂々巡り。

転機 早期退職者募集

休職中に唯一連絡を取っていた同僚から話を聞きました。

「早期退職者を募集しているよ」

詳しい条件は次の通りです。

  • 早期退職は希望すれば必ず退職できる
  • 退職金は会社都合なので満額支払う
  • 退職から6ヶ月、再就職まで就職エージェントを会社経費でつける
  • 退職金とは別に会社から送別金を出す

退職金と送別金がどれほどかはこの段階ではわかりませんでした。

でも、とても魅力的な条件に感じました。

これぞ、渡りに船!

私は次の日に早速会社の人事部と交渉に入りました。

もちろん自分の部署には全く知らせませんでした。

そんなことしたらどんな横やりが入るかわかりませんから。

第一関門 妻を説得

会社の人事部と相談してみて条件的には悪くないと感じました。

家のローンの残金も一括返済できそうです。

ただし、妻を説得できなければ何も始まりません。

私は妻へのプレゼン資料を作成しました。

  1. 今の会社に残って定年まで働いた給料の総額予測を算出
  2. 退職した場合の退職金と送別金の総合計を掲示

そして、1と2を比較したうえで

退職した後、こういう会社に就職すればいいという条件を提出。

これで妻がうなずいてくれるか?

妻からなんとかOKをもらいました。

かなりしぶしぶな感じはありましたが・・・。

第二の関門 会社との手続き

妻を説得し終えてから会社へ早期退職応募の意思を表示しました。

人事部との手続きはスムーズに進んで行きます。

問題は直属の上司と同僚たち。

そして、その他関係者。

私は固く決心しました。

何があっても人事部以外、会社の人間と話さない。

これ冷たいと思った人もいるでしょう。

でも、それくらいしないと追手は振り切れません。

中には心配して連絡くれる人もいます。

その人と話せばその話は回り回って必ず上司や同僚の耳に入ります。

面倒くさい状況になること必至でした。

幸い休職中なので誰とも会いません。

電話さえシャットアウトすればよかったので楽でした。

仲の良かった人もそうでなかった人も全て電話番号をスマホから削除しました。

正式に退職した後も3ヶ月くらいは着信不明の電話がきました。

全て無視して着信拒否しました。

こちらの返却品は全て返却した後で人事部を通して何度目かの上司からの連絡がありました。

「オマエのデスク周りの備品はどうするんだ」

私の答えはこうです。

「そっちで処分してください」

こうして私は前職と無縁となりました。

前職の人間はもちろん、その取引先などとも一切縁を切りました。

今でも前職の関係者とは全く連絡をとっていません。

主治医の先生に報告 溜息つかれた

早期退職制度を利用して会社を退職したことを主治医の先生に報告しました。

ここ重要です!

主治医の先生から

「こういった精神疾患の治療中に退職や離婚など大事な決断はしないほうがいい」

と言われました。

普通に考えたら確かにそうですね。

先生には事後報告でしたのでもどうにもなりませんけど。

でも、私は後悔はしていません。

再就職活動 条件をまとめる ぶれない

退職してからしばらくは主治医の先生から許可がおりず就職活動はできませんでした。

いつでも動けるように再就職の条件だけはまとめておきました。

  • 前職と同じ営業職は絶対に就かない
  • 営利目的でない職種を選ぶ
  • 正社員採用にこだわらない
  • 手取りで18万円あればいい
  • 転勤無し
  • 家から近い

そして、これは私のこだわり

  • 適応障害で退職したことを積極的に知らせる
  • 前職の悪口は絶対に言わない

さらにスローガン

「何度でも不採用になってやる!合わない就職するより100倍マシ」

それで、就職活動して2ヶ月で再就職が決まりました。

再就職活動については別の記事でまたお話します。

なんだか長くなりそうなので。

まとめ 退職するならパートナーを説得できますか?

退職は慎重に考えてください。

自分のパートナーを説得できるならそれだけ客観的に考えられているということ。

退職して新たなチャレンジをしてもいいと思います。

でも、再就職活動は覚悟してください。

私の場合はたまたまうまくいっただけかもしれません。

「何度でも不採用になってやる!合わない就職するより100倍マシ」

くらいの気持ちで行った方が気楽でした。

再就職については後日改めて記事にします。

  • この記事を書いた人

むにゅひこ

主に釣りと登山をこよなく愛する雑談好きなおじさんです。

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