なんか生きづらい
今、幸せだけどなんか生きづらい
小森圭太氏の
科学的 潜在意識の書きかえ方
を読むきっかけは私が生きづらいと思ったからです。
その生きづらさについてSNSで知り合った方に相談しました。
その方に勧められたのが小森圭太さんの著書でした。
自分の身の周りのことは自分の思い込みで起こっている事。
思い込みは無意識(潜在意識)なので無意識のうちに現実になってしまう。
無意識から、潜在意識から書きかえれば状況は好転する。
まあだいたい、こんな感じのことを私はこの本から受け取りました。
今回は
小森圭太氏の「科学的潜在意識の書きかえ方」を読んで普段、無意識に使っている言葉や思考を変えて人生を変える
というお話です。
※ 本ページはプロモーションが含まれています。
今の状況は自分が普段から意識している事

本書から私が受け取ったことはざっくりいうとこんな感じです。
- 自分の目の前に展開している現実は、自分が意識していること、氣にしていること
- 量子力学と脳科学でそのことは科学的に説明ができる
- 意識の9割以上は無意識(潜在意識)だから潜在意識をコントロールすればいい
- 潜在意識をコントロールするためにいい言葉を使って体を整える
- 体をいい状態にすれば潜在意識もコントロールできる
それで
普段使う言葉や体をいい方向に持って行くことで潜在意識をいい状態に書きかえてしまえば人生は上手くいく
ということ
以下詳しく見ていきましょう。
小森圭太さんってこんな人
著者の小森圭太さんについて本当に簡単に説明します。
「量子論的引き寄せ理論」を構築し、セッションや講座、セミナーを提供されている方です。
小森圭太さんはブログもありますのでそちらも見てみてください↓
自分の今の状況は自分の意識が作り出している
本書で言う「状況は自分の意識が作り出している 」について。
「はじめに」で登場するお蕎麦屋さんの例がわかりやすかったです。
ある日、旅行先でおいしい蕎麦屋に出会いました。
帰ってきて自分の家の近所にお蕎麦屋さんが無いか意識して探します。
するとお蕎麦屋さんが結構あることに気がつきました。
この瞬間から自分の住んでいた町は「意識」することで
蕎麦屋さんが無い町 → 蕎麦屋さんが結構ある町
になったわけです。
「そんなのもともと蕎麦屋がある町じゃない」
と、思う人はいるかもしれません。
でもね。蕎麦屋がありそうだよね?って意識してはじめて蕎麦屋が多い町が自分の目の前に出現したとも考えられます。
少なくとも私はそう考えました。
意識ってすごいなーって思った瞬間です。
「科学的に証明できる」件 私はさらっと流しました

本書は「科学的潜在意識の書きかえ方」ということで
科学的
と題名に明記してあるのだから
潜在意識が周囲の状況を作っていることを量子力学とか脳科学に基づいて 科学的に説明しています。
詳しくは本書の
- 第1章引き寄せは物理法則で説明できる
- 第2章 脳の仕組みと引き寄せ
で、説明されています。
ですが、私には量子力学とか脳科学の内容が入って来ませんでしたw
これはもう仕方ありません。
ですが、
「そっか、科学的にも説明できるんだー」
とあっさり納得してしまいました。
これが読み進めて行く上でいい方向に働きました。
この後の話でも必要にはなるので
ふーん、そうなんだ
くらいには理解しておいて、次に進みましょう。
ここで本書を読むのをあきらめるのはあまりにも勿体ないから。
意識の9割以上は無意識(潜在意識)!?
意識することで状況が変わって行く。
でも、意識の9割以上は無意識、つまり潜在意識だってこと。
人は1日に約6万回の思考をすると言われています。その9割が無意識だとすると、5万4000回の思考は「無意識の思考(言葉)」ということになります。その5万4000うち、半分の2万7000を「良い言葉(思考)」に変えたら どうなるか?
本書 95ページより引用
このように具体的数値で説明してくれるとわかりやすいですよね。
まあ、そういったわけで
意識の9割以上は無意識(潜在意識)。
自分の周囲で起こる状況は自分の意識が決めている。
だから意識の9割以上を占める潜在意識をコントロールすればいい
ということですね。
ヨシヨシ、ここまではわかったぞ。
それで、本書では第3章から具体的に潜在意識をコントロールする方法を解説しています。
二つのコントロール方法があります。
いい言葉を使って体を整える
体をいい状態にすれば潜在
以下、それぞれを簡単に見ていきましょう。
潜在意識をコントロールするためにいい言葉を使う
私が説明するよりまず、下記の引用文を見てください。
良い言葉を意識して使う、ということが、ある意味で無意識をコントロールすることになります。
本書 95ページより引用
現状が自分の意識で出来ており、意識の9割が無意識。
無意識をコントロールすることが現状をコントロールすることになる。
無意識をコントロールするなら「良い言葉」を使おう。
ということです。
本書で一番私の心に刺さったのはこの
無意識をコントロールするなら「良い言葉」を使う
ということです。
日本人には言霊信仰というものがあります。
簡単に言うと、自分の発した言葉にも「霊力」つまりパワーが宿るということ。
この思想、意外とバカになりません。
私も過去に何度か経験があります。
「将来はこの部署に行きたい!」
と、宣言したらなんとなくその部署に配属になったなんてことがありました。
先に実体験があったので
潜在意識をコントロールするためにいい言葉を使う
はすんなり入ってきました。
では意識的にどんな言葉を使ったらいいのか?ということになりますが、基本的には感謝、尊重、受容、鼓舞、幸せ、豊かさなどにつながる言葉です。
意識して前向きな言葉を使って無意識をいい方向に変えていきましょう。
ちなみに本書で意外な例が紹介されています。
「がんばる」は自己卑下
「がんばる」って一見前向きでいい言葉に思えます。
でも、小森氏は違うと言っています。
「(そうしないと自分はダメだから)頑張る!!」では、その前提の「自分はダメ」という意識状態が現実化するんです。
本書 105ページより引用
がんばるって前向きにとらえがちですが、頑張らないと自分はダメというダメ前提からスタートしている言葉なんですね。
がんばってもがんばっても上手くいかない。幸せになれない。
そんな人はこんなからくりでドツボにハマっていたんです。
じゃあ、どう言い換えればいいのか?
それは
最高の自分を発揮します!
ベストを尽くします!
なんです。
本書では、他にも言い換えの言葉がいくつか紹介されています。
興味のある方はぜひ本書を手に取って見てください。
体をいい状態にすれば潜在意識もコントロールできる
潜在意識を整える為には体を整えることも重要です。
何故なのかは私があれこれ言うよりも本書から引用しますね。
なぜ身体を整えることが重要かというと、結局身体の状態、すなわち身体感覚を作っているのは潜在意識(無意識)だからです。
本書 160ページより
さらに本書のこの文章が例としてわかりやすいと思いますので、引用しておきます。
ためしに、うつむいて、肩を落とし、うなだれて、無表情の状態でとても楽しいことを思い浮かべてみてください。こういう身体の状態では楽しいことを思い浮かべるのが難しいはずなんです。なぜなら身体が楽しくない状態だからです。
本書 162ページより引用
体を整えることがより具体的にわかると思います。
本書では潜在意識をいい方向に持っていくための方法が紹介されています。
簡単な方法ですので興味のある方は本書を手に取ってご覧ください。
「本当の自分の望み」?
本書では「本当の自分の望み」を見つけていくためのワークが書かれています。
このワークは本来著者と一対一でするセッションして行うものだと前置きしてあります。
本書に書かれているものはそのセッションを読者が一人でできるようにしてあるそうです。
ワークの内容は三つです。
- 「あり方」を見つけるワーク
- 「価値観の指標」を見つけるワーク
- 「充実の指標」を見つけるワーク
まずは、このワークで「あり方、価値観、充実」の三つの指標を見つけます。
でも、そこで終わりじゃない。重要なのはそれからです。
何が大事かというと、その3つの指標をもとにこれから選択、決断をしていくということです。
本書 147ページより引用
そして、本当の自分の望みについての3つの指標で決断する事には勇気がいると著者は言います。
だって、その望みは常識から外れていることかもしれません。
他人からバカにされることかもしれません。
親兄弟親戚から罵倒されたり説教されたりすることかもしれません。
でも、それが本当に自分が望んでいる事ならやるしかない。
怖いですね・・・。
自分が望むなら何やってもいいワケじゃありません。法律は守ってください。
ちなみに私もこのワークを一度やってみました。
すごく恥ずかしい結果になりましたが暴露します。
- あり方 人に認められたいし、相手の存在を認めてあげたい
- 価値観の指標 人とつながって支え合って生きていきたい
- 充実の指標 人に認められる 愛される
まとめると
愛情に飢えたかまってちゃん
となるのでしょうか?
50歳過ぎて愛情に飢えてるって・・・。
恥ずかしいですし、ここから先これを指標に生きていくわけでしょう?
これは勇気入りますね。
最近、起こったこと
本書「科学的潜在意識の書きかえ方」を読み終えて
書いてあることを少しずつですが実際にやってみました。
最近、二つ気がついたことがあります。
トーラス構造を意識してクレーム対応がすんなり終わる
仕事でクレームがあり相手の所へ対応しに行く前に本書で紹介されている
自分の周りのトーラス構造(磁場エネルギー)を意識する方法
をやってからクレーム対応に行きました。
こちらの話を聞いた相手が「ああ、そう」くらい言ってあっさり終わりました。
結構怒ってたんですけどね。
自分が極端に叱られるのを嫌がることがわかる
妻から仕事のことで質問がありました。
私はどうしても責められているように感じてしまいます。
一人になってボーっとしている時に考えが浮かびました。
- 自分は誰かに認められたいかまってちゃん
- 認められない=叱られることは絶対に嫌
なので、叱られないように全力で考えるので、答えに詰まり無言になることがわかりました。
今までの人間関係でつまずいていた主な原因はこれかなと思いました。
まとめ 生きづらいのは本当の自分を知らないから
本書について私の簡単な感想です。
- 量子力学のことはわかんないけど「そういうものだ」でいい
- 「言葉を整える」にとても共感
- ワークは自分なりでいいから絶対やるべき
- 「体を整える」騙されたと思ってやってみて
本書のワークで、自分が「認めて欲しいかまってちゃん」なのがわかりました。
以外な結果ですがなんか腑に落ちました。
生きづらいのは潜在意識とか本当の自分の欲求がわかっていないからかもしれません。
そんな人はぜひ本書を読んで実際に書かれたことをやってみて欲しいですね。