投稿 雑談

自分が我慢すればいい?その先にはもっと我慢が待っていてつらい

この記事はこんな人に見てほしい

  • いつも自分が我慢して、ことを収めてしまう
  • 周りからナメられていると感じる

なんかイヤな雰囲気の時。

お互いの主張が合わない時。

相手がわがままだったり。

無理強いしてくる人だったり。

こんな時、自分が折れて我慢すれば丸く収まる。

そんなことしている人いませんか?

昔の私のことです。

その結果、心を病んで心療内科に通うことになりました。

今回は
自分がガマンすれば全て丸く収まるは我慢し続ける無限地獄の始まり
というお話です。

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自分が我慢すれば全て丸く収まる つらい

その場の雰囲気が悪くなり、つい自分が我慢する提案をしてしまう。

私です。

その場はそれでいいかもしれません。

しかし、当事者達は思います。

「ああ、コイツ少々無理言っても大丈夫なヤツだ。」

つまり、舐めてかかってくるわけです。

次もその次もそのまた次も彼ら、彼女らはこちらに我慢を強いてきます。

終わりなき我慢大会の始まりです。

大会の結果は人によって違いますが大抵ロクな事になりません。

以下、詳しく見ていきましょう。

何故、我慢してしまうのか?

俗に言う「いい人」ってどうして我慢するのでしょうか?

私は自慢になりませんがよく「いい人」と言われました。

いい人の一人として言わせてもらいます。

「いい人」って我慢することに慣れてます。

子供のころは親の言うことを我慢して聞く「いい子」でしたから。

子供のころから我慢しているので我慢するのは筋金入りです。

思考回路が

相手がイヤそうだ、不快そうだ=こちらが我慢する

なんです。

この世の全てを我慢しないのもどうかと思います。

でも、我慢しなくてもいい事まで我慢するのは控えめに言ってお人よしです。

自分を我慢させると自己肯定感が下がるわけ

「いい人」は我慢します。

すると自己肯定感が下がります。

なぜガマンすると自己肯定感が下がるのでしょうか?

自分の事を大事にしていない、粗末に扱っているからです。

自分を大事にできない人は幸せになんてなれません。

周りを幸せにもできません。

自分を肯定できず、自分なんてどうせ・・・って思っちゃいます。

これは謙遜や謙虚さではなく、ただ自己肯定感が低いだけなんです。

しかも「いい人」は自分が自己肯定感が低い事に気がついていません。

でも、周囲のズルい人はなんとなく本能で気がつきます。

我慢する 自己肯定感が下がる 舐められる 無限地獄

「いい人」がその場を丸く収めるために我慢します。

すると周囲の人は感謝します。

そして思います。

「ああ、コイツ少々無理言っても大丈夫なヤツだ。」

(全員とは言いません。でも結構な人数がそうです。今、この状況で苦しんでいるそこのあなた!否定できないはずです。私もそうでした。)

そして、「いい人」は周囲にとってちょうどいい人になりどんどん我慢を強いられます。

しかも我慢しろとは一言も言われません。

なんとなくそうなるように仕向けてきます。

自己肯定感が低い「いい人」はなんか我慢しなくちゃいけない気になります。

自分に自信が無いから、自分を粗末にしているから。

そして我慢します。

ここからが

我慢する → 自己肯定感が下がる → 舐められる → 我慢する・・・

無限地獄の始まりです。

我慢の先にはさらにつらい我慢が待っています。

私は我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して・・・・

心が病みました。

無限地獄から抜け出そう

自分さえ我慢すれば丸く収まるから始まる無限の我慢大会。

終わらせたいですよね。

参考になるかはわかりませんが、私が実際に体験したエピソードを二つご紹介します。

飲み会で激ギレ!思い切りブチ切れるという選択

これは飲み会で上司と同僚と飲んでいた時の事。

このメンバーはいつも酒が入ると

アイツが使えねえ アイツが気に食わねえ

という話になり、何故か私の仕事っぷりのダメ出しになります。

「これも給料のウチ。我慢しないと・・・。」

と私は常に我慢していました。

しかし、この日はいつもより激しく説教され続けます。

お酒飲んでいたせいもあったかもしれません。ふと思いました。

「もう、仕事とか人間関係とかどうでもいいや」

我慢の限界というか心のリミッターが外れました。

そこから何言ったか覚えていません。

とにかく、上司に罵声を浴びせ怒鳴りまくりました。

居酒屋の店員が飛んでくる始末。

それからしばらく無茶なことは言われなくなり普通に仕事できました。

会社辞めました ダメな人間関係から逃げるという選択

先にも書きましたが私は心を病んで心療内科に通いました。

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心の治療中に会社を辞める決断をしました。

我慢し過ぎで人間関係がどうにもならない状態まで行ってしまったからです。

最後の方は説教とメールのパワハラ攻撃を受けていました。

もうやってられない!心の悲鳴が聞こえました。

今は会社を辞めて良かったと思っています。

前職を辞めて再就職したことで人間関係を完全にリセットできました。

人生のちゃぶ台をひっくり返すくらいの勢いで

先に書いた二つのエピソードで共通していることはと言えば?

後の事は考えず、勇気を持って人間関係をリセットすることだと思います。

形は違いますが激ギレして立ち向かうか、ひたすら逃げるかして周囲の人間関係をリセットしました。

どちらも後悔はしていません。

会社辞めた時は「これから生活できるのかな?」なんてかなり怖かったけど。

一度ハマった無限地獄から抜け出すには某野球漫画の頑固おやじのように

人生をちゃぶ台だと思ってひっくり返す

くらいやらないと抜け出せません。

中途半端に怒ってもズルい人ってだいたいこんな感じで言います。

「まあまあ、怒るなよ。なにムキになってんだよ。冗談だって」

それで何とか今の人間関係を保とうとします。「いい人」を放しません。

だって、こんないいカモを手放すなんて惜しいですから。

人間植民地みたいなもんです。列強諸国が簡単に植民地を手放すわけないです。

ズルい人にとって「いい人」はそのくらい美味しいんですよ。怖いですね。

我慢しなくていい方法を考えるのが大人

ここまで「いい人」が我慢して無限地獄に落ちて抜け出す的な話をしてきました。

でも、読者のみなさんは一つ気がついたかもしれません。

「それって我慢しなければいいんじゃないの?」

それ、正解です。

そしたらこんな声が聞こえてきそう。

「何でもかんでも我慢しないなんてワガママじゃないですか?」

私は何もかも全て我慢しなくていいとは言っていません。

やっぱり時には我慢は必要なんです。

でもね、我慢するには一つ条件があります。それは

我慢する先に我慢しない未来が待っていること

です。

ただ我慢の連続だと地獄なのは先に書いた通りです。

「いい人」はこの地獄の我慢大会をするのが大人だと思いがちです。

でも、違うんだと気がつきました。

本で読んだかSNSで見たか・・・。

我慢するのが大人なのではなく我慢しないように解決するのが大人なんです。

一度我慢したとしてもそこから先は我慢しないようにどうするか考える。

そして実行する。

「いい人」から抜け出して大人になるのはそういうことなんだと思います。

まとめ 無限地獄に落ちない為に

自分が我慢すればこの場は丸く収まるから。

そうやって我慢していたら自己肯定感が下がります。

  1. 周囲からナメられて雑な扱いを受け
  2. 周りの人からさらに我慢を求められ
  3. 自己肯定感がどんどん下がり
  4. ずっと我慢し続ける

という無限地獄が待っています。

そこから抜け出すには人生のちゃぶ台をひっくり返すしかありません。

でも、一番いいのは我慢しない方法を考えて実行することです。

そもそも我慢は将来我慢しなくていいようにするのが本来ですから。

  • この記事を書いた人

むにゅひこ

主に釣りと登山をこよなく愛する雑談好きなおじさんです。

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