投稿 適応障害

適応障害で休職 療養生活 休んでればいいってもんじゃない!私の体験談

この記事はこんな人におすすめです

  • 適応障害を含む心の病いと診断された
  • 適応障害で休職するか迷っている
  • 適応障害で休職した後の生活を知りたい

この記事は私が適応障害になってしまった体験記です。
なるべく柔らかい表現を使用していますが不快な思いをするかもしれません。
もし、不快になったらすぐに読むのをやめてください。

私は前職で心病みました。

診断は適応障害です。

働ける状態ではなくなり休職ということになりました。

今回は
適応障害と診断されてから休職してどのような療養生活なのか
私の体験談です

というお話です。

※ 本ページはプロモーションが含まれています。

適応障害 休職するけど何もしないわけじゃない

適応障害と診断されて会社を休職することになりました。

休職したので当然次の日から会社にはいきません。

これでゆっくりできる。

なんてことにはなりませんでした。

療養は次の通りです。

  • 睡眠
  • 運動
  • 投薬
  • 病院が用意する各種プログラムへの参加

そして、一つ問題があります。

それは家族の理解です。

以下、詳しく見ていきましょう。

休職してからの生活

休職してから会社に行かない期間は休みですが休みではありません。

ちょっと何言ってるかわからないですけど。

休職して療養に専念します。

とにかく眠る

心療内科に通い始め診察を受けます。

まず、眠むれていないのは問題だからということで睡眠薬をもらいました。

この睡眠薬がすごく効きます。

普段、朝3時には目を覚ましていました。

朝7時になっても起きることができません。

家族が心配になってお越しにきたくらい爆睡していました。

睡眠薬が効きすぎて起きても頭がぼーとしてます。

主治医に相談して睡眠薬を減らしました。

眠る事でそれまで追い詰められていた気持ちが少しずつですが楽になっていきました。

運動 体操と散歩、掃除

主治医の先生に相談して睡眠薬を減らしてもらいなんとか7時に起きられるようになりました。

自主的に少し体を動かすことにしました。

精神疾患には散歩がいい

そんな話を聞いてまずは少しずつですが、散歩することにしました。

そして、驚くほど体力が落ちていることに初めて気がつきました。

心を病んでからロクに食事していなかったし、運動だってしてませんでした。

散歩を毎日するうちに少しずつですが体力と気力が戻ってくる気がしました。

散歩って理屈抜きでメンタルヘルスにいいみたいです。

これは私の実感です。

どうせ家にいるので運動を兼ねて掃除をすることにしました。

普段、妻があまりできないようなところを掃除していきました。

だいぶ体力が回復してきたのでラジオ体操をすることにしました。

最初は気が向いた時間にNHKラジオの聞き逃し配信で体操しました。

そのうち日課になって、毎日するようになりました。

最初は体を動かすことも面倒でしたが

散歩、掃除、ラジオ体操

と活動できるようになりました。

薬 マジメに飲まなくて叱られる

心療内科を受診して薬を処方されました。

詳しくはよくわかりませんが

  • 睡眠薬
  • 抗うつ薬

の2種類をもらいました。

最初は言われた通り服用していました。

睡眠薬は先に書いた通り薬の量を減らして飲みました。

薬なしで眠れるようになったので医師の指導の下飲むのを辞めました。

抗うつ剤の方は最初の方は仕方なくマジメに飲んでいました。

前職の時、私の周囲にいた人達何人かがうつで退職、または休職しています。

その人たちに共通していることは社会復帰した後も薬が手放せないこと。

主治医の先生を疑うわけではありません。

私の先入観でしょう。

でも、薬を飲み続けて前職の人たちのように薬漬けになるのが怖かったのです。

だから途中から薬を飲まなくなりました。

ある日、主治医の先生に薬を飲んでいないことを話しました。

叱られました。

勝手に服用を辞めると副作用がでて危険なんだとか。

でも、その時に

「薬飲んでなくそこまでメンタル保てているなら薬止めてみようか」

という話になり、抗うつ剤は飲まなくなりました。

薬の服用は細かく主治医と相談してください

通院

主治医の診察

定期的に心療内科の診察があり、通院します。

最初は週に1回でした。

そのうち、病状をみながら2週間に1回になりました。

6ヶ月くらいは通院しました。

診察の内容は

  • 最近どうですか?から始まり話を聞いてくれる
  • 薬の有無の確認

です。

カウンセリング

通院は主治医の診察だけではありません。

  • 心理士によるカウンセリング
  • デイケア
  • プログラムへの参加

があります。

(デイケアとプログラムは後で書きます)

心理士のカウンセリングはつらいことについて話を聞いてもらいます。

簡単なテストもしました。

このテストでメンタルを数値化します。

テストは定期的に実施してメンタルの数値変化をみます。

報告義務

会社を休職していても会社員には違いありません。

通院するたびに会社の総務部へ連絡をしました。

休職している間、マジメに病院に通っているかの確認です。

病院のプログラムに参加

他に表現のしようがなかったのでプログラムと書きました。

何をしたかを説明します。

私のような適用障害を含め似たような症状を持つ人が数人集められます。

心理士さん、ソーシャルワーカーさんと一緒に次の事をしました。

  • お互いの状況や悩みなどを話し合う
  • こころの悩みで役立つことを勉強
  • 簡単な心理分析

休職して病院と家の往復だけになると人と会話する機会が激減します。

そのような状態になってみてわかりました。

人間が会話することって生きていく上でとっても重要です。

人と話さないでいると生きている意味すらわからなくなっていきます。

私はこのプログラムで人に話を聞いてもらうことの重要さが痛いほどわかりました。

似たような悩みを持っている人と話ができたことも励みになりました。

デイケア

デイケア

って聞きなれない言葉だと思います。

よく、介護のデイサービスと混同されがちですが違います。

デイケアは、福祉・医療関係施設が提供するサービスの一種で、医療保険・介護保険による「通所リハビリテーション」と医療保険による精神科デイケア、認知症デイケアがある。

ウィキペディアより

今回、私が利用したのは精神科デイケアになります。

もっとざっくり言うと

  • 病院など施設に通う
  • 似たような症状の患者さんと交流できる
  • 普段の生活に復帰できるように練習する

といったところでしょうか。

詳しくはこちらをご覧ください↓

ウィキペディア デイケア

後で書きますが、私は家にいるのがつらくなり逃れるようにデイケアを利用しました。

まるで学校に通うように週3回デイケアに通いました。

本当は毎日行きたかったのですが当然お金がかかりますので週3回でガマンしました。

今思い返してもデイケアには楽しい思い出しかありません。

好きな本を読んだりレクレーションに参加したり楽しく過ごしました。

お互い何の病気かは明かされませんがみんな優しい人たちばかりでした。

前職の環境からしたらまるで天国でした。

人間社会ってこんなに優しいところがあるんだ。

と思いました。

デイケアのおかげで回復が加速したと思っています。

家族の理解 得られませんでした

ここまでは自分の病気療養について書きました。

でも、放っておけない問題があります。

それは家族の理解です。

この問題については話がとても長くなりそうなので後日別記事で紹介します。

とにかくここで言えることは

家族の理解が得られず、自宅でゆっくり療養なんてできなかった

ということです。

なので私は先に書いたデイケアに通うようになりました。

関連記事↓

適応障害 家族の理解は得られなくてもデイケアで療養

おかげで家に居るより回復は早かったのかもしれません。

結果論ですが、これはよかったと思っています。

まとめ 休職といっても休めばいいってもんじゃない!

休職といっても治療に専念することになります。

  • とにかく眠る
  • 運動 体操、散歩や掃除
  • 薬の服用
  • デイケアに通う
  • 診察
  • プログラムに参加

そして、家族の理解は得られないままでしたがそれでも療養に専念しました。

  • この記事を書いた人

むにゅひこ

主に釣りと登山をこよなく愛する雑談好きなおじさんです。

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